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1975年2月12日のLED ZEPPELIN [レッド・ツェッペリン]

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『FLYING CIRCUS』(EVSD-185/6/7)
(Disc 1)
 1. Rock And Roll
 2. Sick Again
 3. Over The Hills And Far Away
 4. In My Time Of Dying
 5. The Song Remains The Same
 6. Tha Rain Song
 7. Kashmir

(Disc 2)
 1. No Quarter
 2. Trampled Underfoot
 3. Moby Dick

(Disc 3)
 1. Dazed And Confused
 2. Stairway To Heaven
 3. Whole Lotta Love
 4. Black Dog
 5. Heartbreaker

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 この日はニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン公演。75年USツアーにおいてMSGは3回の公演が行われており、この日は最終日にあたる。
 この日のSB音源は75年USツアーの定番音源で、演奏・音質共にトップクラスである。かつてオーディエンス音源でも出回っていた公演で、私も『HEATBREAKERS BACK IN TOWN』(TNT 920120/1)という2枚組を買ったことがある。LPジャケットサイズのボックスにCD2枚、コンサート・プログラムのレプリカ、英文ライナーとその日本語訳が付録としてついていたアイテムで、FAR EAST RECORDで確か9800円だったと思う。オーディエンス音源も独特の味があって悪くないが、いかんせんこの『HEATBREAKERS BACK IN TOWN』はコンプリートではなかった。
  『FLYING CIRCUS』の方は観客の声が遠く、臨場感に欠ける感がなきにしもあらずだが、ギターの音がクリアーでレベルも高くはいっており、ジミーの姿が目に浮かぶようだ。特に「Over The Hills And Far Away」の躍動感溢れるギターと、「Tha Rain Song」でのメロトロンとギターの幻想的な絡みは素晴らしい。そして「Kashmir」の力強さ。ロバートの高音部は少々苦しい部分もあるが、不穏な雰囲気を漂わせ切り込んでくるようなジョンジーのプレイと重いリズムで支えるボーナムがカッコいい。ドラムのレベルがもう少し高ければ、言うことはないのだが。

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THE TROUBADOURS [ギター・ポップ系]

 ザ・トルバドールズは、ジョン・レッキー(ストーン・ローゼスやラーズを手がけたプロデューサー)がプロデュースしたシングル「ギミ・ラヴ」で2008年にデビューした。「ギミ・ラヴ」は、リヴァプールのDNAを受け継ぐ名曲だという思いは今も変わらない。キャッチーなメロディーと流麗なコーラスワーク、ポップでどこかノスタルジック....80年代ギターポップの影響を感じさせつつもモダンな感じが実に心地よいサウンドで、「ラーズ(The La's)の後継者はザ・トルバドールズだ」と思ったものである。リヴァプール出身という思い入れだけではなく、良い曲がたくさんあって....「たくさん」と言ってもアルバムはこれ1枚だけ....というのもThe La'sそっくり。

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 アルバムが「日本先行発売」というアナウンスがされたときからなんとなくイヤな予感がしていた。しかもリリース(9月)されたアルバムは、大方の予想と異なりジョン・レッキーではなかった。アルバムリリース直前の8月にはサマソニで来日しており、リリース後の11月には単独で来日公演も行うなど日本では着実に人気を博していたと思う。アルバムの出来も良かった。久しぶりに「良いバンドが出てきたなぁ」と思ったものである。しかし結局本国ではアルバムはリリースされず、トルバドールズは2009年に解散がアナウンスされた。2011年12月には地元リヴァプールで一夜限りのライヴを行ったと伝えられたものの、その後バンドとしての活動は伝わってこない。リーダーのマーク・フリスはソロで活動している。「ギミ・ラヴ」のEP盤、アマゾンJPのマーケットプレイスでは投げ売りだが、アマゾンUKでは結構な値段で売られている。

マーク・フリスのフェイスブック
https://www.facebook.com/FrithOfficial/


Where the Rain Falls



Gimme Love







ザ・トルバドールズ

ザ・トルバドールズ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2008/09/24
  • メディア: CD



EP

EP

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2008/07/23
  • メディア: CD



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LOVE NOT MONEY / EVERYTHING BUT THE GIRL [エヴリシング・バット・ザ・ガール]

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LOVE NOT MONEY
 01. When All's Well
 02. Ugly Little Dreams
 03. Shoot Me Down
 04. Are You Trying to Be Funny?
 05. Sean
 06. Ballad of the Times
 07. Anytown
 08. This Love (Not For Sale)
 09. Trouble and Strife
 10. Angel
 11. Kid(Bonus Track)
 12. Heaven Help Me(Bonus TRack)

 先頃リマスター盤がリイシューされ、『レココレ』誌でも特集が組まれたEBTGの2枚目(85年)。この作品がリリースされた頃は、ポスト・パンクが「ネオアコ」「ネオサイケ」など新しい展開を見せ始めた頃で、私もFM雑誌を片手に「FMナイトストリート」や「クロスーバーイレブン」を聴いていたものである。その頃私はスタイル・カウンシルの大ファンで、ベン・ワットが彼らのアルバムに参加していたことからEBTGに興味を持ち聴き始めた。
 ベン・ワットは、イアン・ブロウディと同じくらい音楽的引き出しが多い人で、前作はジャズ的な雰囲気が強く、このアルバムでも「This Love (Not For Sale)」などジャズ的雰囲気が強い曲があるが、アルバム全体としてはフォーク・ロック寄り。1曲目「When All's Well」は、ペイル・ファウンテンズの1枚目をゴージャスにしたようなキラめきの名曲で、オープニングからキラー・チューン。ベン・ワットがヴォーカルの「Sean」は、雰囲気はシンプルなのに、プロデュースやアレンジはとても手が込んでいる。この曲をはじめ、洗練さの度合いは前作に比べてずいぶんと上がっており、「オルタナティヴ度」は下がったように感じる。2枚目のシングルとなった「Angel」を持ってきたことは、このアルバムの全体的な雰囲気をダークなものにしているが、ボーナス・トラックとして「愛しのキッズ(Kid)」(プリテンダーズのカヴァー)を収録したことで、アルバム全体の雰囲気が少し変わったように感じる。2012年にはBBC音源などを含む2枚組のデラックス・エディションがリリースされた。





LOVE NOT MONEY(+2)(紙ジャケ仕様/SHM-CD)

LOVE NOT MONEY(+2)(紙ジャケ仕様/SHM-CD)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Cherry Red
  • 発売日: 2017/12/20
  • メディア: CD



Love Not Money: Deluxe Edition

Love Not Money: Deluxe Edition

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Edsel Records UK
  • 発売日: 2012/05/29
  • メディア: CD



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SYSTEMS OF ROMANCE / ULTRAVOX [ウルトラヴォックス]

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システムズ・オブ・ロマンス / ウルトラヴォックス
 01. Slow Motion
 02. I Can't Stay Long
 03. Someone Elses Clothes
 04. Blue Light
 05. Some Of Them
 06. Quiet Men
 07. Dislocation
 08. Maximum Acceleration
 09. When You Walk Through Me
 10. Just For A Moment



 ウルトラヴォックスの3rdアルバム(78年)。アイランドからリリースした最後のアルバムで、フロント・マンだったジョン・フォックスが在籍した最後のアルバムでもある。
 ゲイリー・ニューマンがジョン・フォックス~初期ウルトラヴォックス!からの影響を公言していたこともあり、最初に『HA!HA!HA!』(77年)を聴いてみたのが、パンキッシュな攻撃性が自分には今ひとつピンと来なかった。どこがテクノ~エレポップなの?と。しかしこの3枚目は、流れるようなシンセ、エッジの効いたギター、そしてメロディアスな曲調など、ポスト・パンクからテクノ~エレ・ポップに向かう方向性を明確に示した作品だ。前作『HA!HA!HA!』はノイジーなギターがアルバム全体のイメージを攻撃的なものにしていたが、本作ではキーボードとドラム・マシーンが前面に出ており、テクノ系ニューウェーヴの原型を見ることができる。『HA!HA!HA!』から本作への流れをたどってみると、そのまま70年代パンクから80年代ニューウェイヴへの移行となる。プロデュースはドイツのコニー・プランク。そのつながりか、ラストの「Just For A Moment」には、ボウイの「ワルシャワ」に通じるようなヨーロッパ的耽美感が漂っている。アソシエイツの『サルク』と並ぶUKニューウェイヴの傑作だと思う。

Slow Motion
Can't Stay Long
Maximum Acceleration
Dislocation



岡崎京子さんの名作『ヘルター・スケルター』の主人公りりこを、彼女を追う検事は親しみを込めて「タイガー・リリィ」と呼ぶ。tiger lilyとは植物のオニユリ(鬼百合)のことで、ピーターパンに登場するキャラクターの名前でもある。だけど僕にはジョン・フォックスがつくっていたウルトラヴォックス!の前身バンドの名前。僕は、岡崎さんがジョン・フォックスのファンだったのではないかと思っている。あの事故からもう20年以上がたってしまった。



システムズ・オブ・ロマンス

システムズ・オブ・ロマンス

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
  • 発売日: 2015/03/18
  • メディア: CD



システムズ・オブ・ロマンス(紙ジャケット仕様)

システムズ・オブ・ロマンス(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
  • 発売日: 2006/07/26
  • メディア: CD



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SPLEEN AND IDEAL / DEAD CAN DANCE [デッド・カン・ダンス]

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憂鬱と理想 / デッド・カン・ダンス
  01. 深き淵より我呼びかけたり
    De Profundis (Out of the Depth of Sorrow)
  02. 高翔 / Ascesion
  03. 驕慢の罰 / Circumradiant Dawn
  04. 枢要の罰 /  The Cardinal Sin
  05. 催眠 / Mesmerism
  06. 絶対の謎 / Enigma of the Absolute
  07. 出現 / Advent
  08. 化身 / Avatar
  09. 生ける者への提言 / Indoctrination(A Design for Living)
 
 ブレンダンとリサの二人となった2ndアルバム(86年)。共同プロデューサー としてジョン・リヴァース(アイレス・イン・ギャザ、フェルトなどのチェリー・レッドの アーティストやラヴ・アンド・ロケッツなどを手がけた)がクレジットされている。

 DCDはアルバムごとに大きく印象が異なるバンドであるが(なので私が最もよく聴くのはベスト盤『時間軸の旅』)、この2枚目と5作目『エイオン』が好きだ。ロック的な躍動感は後退する一方で、ヨーロッパ中世、ゴシック、呪術的、エスニック....といったDCDの音楽から連想される要素のすべてが出そろい、オリジナリティと完成度が一気に高まった作品。ブレンダン(彼の風貌はルイ14世の宰相マザランを思い出させる)のヴォーカルも深みがあってよい感じである。中でも「絶対の謎 / Enigma of the Absolute」は、暗い大聖堂の闇の中をステンドグラスから差す一筋の光を頼りに(ジェダイの騎士のようなフード付きコートを着て)逍遥するかのようで、私の中ではDCDの曲の中で五本の指にはいる作品。



 廃墟を用いたジャケットも印象的で、作品のイメージとよくマッチしている。今にも崩れ落ちそうな建物。たどり着くのは難しそうだ。背を向けた女性が掲げる☆は所々欠けている。アート・ ディレクションはブレンダンがクレジットされており、23エンヴェロープではない。

 クレジットされているゲスト・プレイヤー のうちマーティン・マクガーリック(チェロ)はマーク・アーモンドのバック・バンド、ウィリング・ シナーズの元メンバーで、後にスージー&ザ・バンシーズにも参加していたが、ディス・モータル・コイルにも参加していた人物でもある。

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BELLS, BOOTS & SHAMBLES / SPIROGYRA [英国フォーク三種の神器]

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 ベルズ、ブーツ&シャンブルズ / スパイロジャイラ
 01. The Furthest Point
 02. Old Boot Wine
 03. Parallel Lines Never Seperate
 04. Spiggly
 05. An Everyday Consumption Song
 06. The Sergeant Says
 07. In The Western World

 チューダー・ロッジ、メロウ・キャンドルとともに「英国フォーク三種の神器」と並び称されるスパイロジャイラ。最高傑作とされるのが、この3枚目(ラスト・アルバム)である。ファースト・アルバムのリリース時は4人組であったが、このアルバムは男女二人組のデュオになっており、フェアポート・コンヴェンションのドラマーであるデイヴ・マタックスや管弦楽のサポート・メンバー計7人がクレジットされている。
 このアルバムがリリースされたときのメンバーは、女性ヴォーカリストのバーバラ・ガスキンと、ギター&男性ヴォーカルのマーティン・コッカーハムの2人。この2人は結成当初からのメンバーだ。繊細なガスキンのヴォーカルと、ドラマティックな演奏、そしてしっかりしたリズムがよく噛み合った名作である。カーヴド・エアやルネッサンスなどの女性ヴォーカル入りプログレ系のファンにもアピールしそうなサウンドだ。バーバラ・ガスキンのヴォーカルは、やや線の細さが気になるところだが、その部分を「儚げ」な感じとしてフルートなどの演奏や古楽っぽい雰囲気とよくマッチさせた音作り。こうしたサウンドをつくりあげているのは、妹のシャーリーとの姉妹デュオで有名なドリー・コリンズ。彼女はチェロ・フルート・トランペットのアレンジ担当としてクレジットされている。ラストの大作「In The Western World」のエンディングにおけるシンフォニックといってもいい壮大な演奏と、バーバラ・ガスキンのコーラスによるアンサンブルは感動的。


ベルズ、ブーツ、アンド・シャンブルズ

ベルズ、ブーツ、アンド・シャンブルズ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Webkoo
  • 発売日: 2005/08/30
  • メディア: CD



BELLS, BOOTS AND SHAMBLES: EXPANDED EDITION

BELLS, BOOTS AND SHAMBLES: EXPANDED EDITION

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ESOTERIC
  • 発売日: 2013/09/30
  • メディア: CD



BELLS,BOOTS AND SHAMBLES

BELLS,BOOTS AND SHAMBLES

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: OCTAVE / CHERRY RED
  • 発売日: 2013/11/30
  • メディア: CD



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BERT AND JOHN / BERT JANSCH & JOHN RENBOURN [ペンタングル]

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BERT AND JOHN / BERT JANSCH & JOHN RENBOURN
  01.East Wind
  02.Piano Tune
  03.Goodbye Pork Pie Hat
  04.Soho
  05.Tic-Tocative
  06.Orlando
  07.Red's Favorite
  08.No Exit
  09.Along The Way
  10.The Time Has Come
  11.Stepping Stones
  12.After The Dance


 ペンタングルのギタリスト二人によるデュオ・アルバム(66年)。バート&ジョン名義としては唯一の作品。ともにフォーク系ながら、ブルース寄りのバートとトラッド寄りのジョン。暗く陰鬱な、いかにも英国的なメロディーラインと雰囲気の中で聴かせる、二人の「息の合ったせめぎ合い」が心地よい。このユニットがペンタングルへと発展していくのは確かだが、リズム・セクションを一切排したギター演奏だけのインストがほとんどであるため、ペンタングルとの音楽的共通性はあまり感じられない。ヴォーカル入りの2曲を除いて、ほとんどがオリジナル曲で、「ギターだけの演奏で勝負する収録時間の短い作品」ということもあり地味な印象を受けるが、ブリティッシュ・フォークの名盤。

ヴォーカルが入っているのはバート作の「Soho」とアン・ブリッグスの「The Time Has Come」(オリジナルは『森の妖精』に収録)の2曲。のちにペンタングルでも取り上げる、チャールズ・ミンガスの「グッバイ・ポーク・パイ・ハット」を取り上げているのも興味深い。ペンタングル版はアルバム『スウィート・チャイルド』(68年)で聴くことができるが、この曲はジェフ・ベック(『ワイアード』)やジョニ・ミッチェル(『ミンガス』)も取り上げている。

 『レコード・コレクターズ』2004年9月号(ブリティッシュ・フォーク/トラッド特集)の表紙にも使われたこのジャケット写真、レココレ誌の表紙解説にもあるように、二人は確かに囲碁を打っている。なにゆえ囲碁なのだろう?



Bert & John

Bert & John

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Imports
  • 発売日: 2017/03/16
  • メディア: CD



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HATS / BLUE NILE [ブルー・ナイル]

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HATS / BLUE NILE
DISC1
 01. Over The Hillside
 02. The Downtown Lights
 03. Let's Go Out Tonight
 04. Headlights On The Parade
 05. From A Late Night Train
 06. Seven A.M.
 07. Saturday Night
DISC2
 01. Seven A.M. (Live In The Studio)
 02. Christmas
 03. Let's Go Out Tonight (Vocal 2)
 04. Saturday Night (Vocal 2, Early Mix)
 05. Headlights On The Parade (Live In Tennessee)
 06. The Wires Are Down

 ブルー・ナイルの作品はどれも例外なく傑作だが、最高傑作とされるのがこの2枚目(89年)。派手さはない、洗練されていて緻密なエレクトロニクスが心地よい傑作。夜中に一人で聴いてもよし、早朝や深夜のドライブで聴いてもよし。

 「デヴィッド・シルヴィアンとトーク・トークを足して2で割ったようなサウンド」という森田敏文氏によるこのアルバムのレビューを『クロスビート』誌で読んだのが、ブルー・ナイルにハマったきっかけ....とばかり思いこんでいたが、先日このアルバムのレビューが掲載されている89年10月号を読み直したら全く違っていて、レビューを書いていたのは瀧見憲司氏。おまけに内容もまったく違っていた。あの文章を、どこで読んだのだろう。

 ボーナス・ディスク収録の6曲は、「The Wires Are Down」(「THE DOWNTOWN LIGHTS」のシングルのカップリング)をのぞいて、ほとんど初聴き。「Seven A.M. 」はスタジオ・ライヴであり、「SATURDAY NIGHT」(LKSCX5)のCDSに収録されているアメリカでのステージ・ライヴとは異なる。ディスク2は全体で40分程度なので、「Headlights On The Parade」のボブ・クリアマウウンテン・リミックスとか、リッキー・リー・ジョーンズとのデュエット「Easter Parade」、「Halfway To Paradaise」(「THE DOWNTOWN LIGHTS」のシングルのカップリングの一曲)、 「HEADLIGHTS ON THE PARADE」のCDSに収録されていた「「Bolivia」とかも収録して、アルバム未収録曲を1枚にまとめて欲しかった。
 「Easter Parade」は、リッキー・リー・ジョーンズのプロモCDS「DON'T LET THE SUN CATCH YOU CRYING」(タイトル曲のプロデュースはウォルター・ベッカー)に収録されており、同CDには「Recording live for "Halfway To Paradice" T.V. Scotland 1989」「Sal Bernardi Gutar」とのクレジットがある。ブルー・ナイルには「Halfway To Paradaise」という曲もあるので、この2曲がデラックス・エディションに収録されなかったのは、契約の関係だと思われる。ギターでクレジットされているサル・ベルナルディはリッキー・リー・ジョーンズの2ndアルバム『パイレーツ』(1981)、3rd『マガジン』(84)、4th『フライング・カウボーイ』(89)に参加しているミュージシャンで、彼女の恋人だったらしい。

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『HATS』関連のアイテム
  ・「THE DOWNTOWN LIGHTS」(LKSCD3) 3"CDS
    01. The Downtown Lights
    02. The Wires Are Down
    03. Halfway To Paradise
  ・「HEADLIGHTS ON THE PARADE」 (LKSCD4) 
    01. Headlights On The Parade (Bob Clearmountain Remix)
    03. Headlights On The Parade (Album Version)
    03. Easter Parade(Duet with Rickie Lee Jones)
  ・HEADLIGHTS ON THE PARADE (LKYCD4) with two 5" x 4" postcards
    in an outer box and thick paper slipcase.
  ・「SATURDAY NIGHT」 (LKSCD5) Picture CD
    01. Saturday Night (Edit)
    02. Our Lives
      Lost / Bolivia / New York
    03. Saturday Night
  ・「SATURDAY NIGHT 」(LKSCX5) in an outer box and thick paper slipcase.
  ・「THE DOWNTOWN LIGHT」 (CD 17982) promotion copy
    01. The Downtown Lights (Album Version)
    02. The Downtown Lights (Edit Version)
  ・「DON'T LET THE SUN CATCH YOU CRYING」Rickie Lee Jones
    c/w Easter Parade(Duet with Blue Nile)
    promotion copy(PRO-CD-3956)
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1973年12月7日のEMERSON, LAKE & PALMER [エマーソン、レイク&パーマー]

 Eに続いてLも鬼籍に入り、残るはPだけとなってしまったELP(Pのうちパウエルは最も早くこの世を去っているが)。自分の若かりし頃の復元ポイントが次々となくなっていく。
 1973年は代表作『恐怖の頭脳改革』がリリースされた年。2月から6月まで欧州ツアーを行い、そのままレコーディング(6月~9月)、そして11月からは全米ツアーを敢行するという実に充実した年である。この「恐怖の頭脳改革ツアー」は、73年11月のフロリダ公演を皮切りに、年をまたいで翌74年4月の「カリフォルニア・ジャム」まで約60回の公演を行っているが、このツアー中74年2月10日のアナハイム公演(カリフォルニア)の模様を収めたのが、LP3枚組でリリースされたオフィシャルの『レディーズ&ジェントルメン』だ。

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AQUAKARN#10
HIGHLAND HL350/351

【DISC1】
 01. HOEDOWN
 02. JERUSALEM
 03. TOCCATA
 04. TARKUS
  Eruption
  Stone of Years
  Iconoclast
  Mass
  Manticore
  Battlefield
  Epitaph
  Aquatarkus
 05. BENNY THE BOUNCER
 06. TAKE A PEBBLE (Fugue)
 07. STILL...YOU TURN ME ON
 08. LUCKY MAN (with Piano)
 09. PIANO IMPROVISATIONS (inc. Little Rock Getaway)
 10. TAKE A PEBBLE (Conclusion)
 
【DISC2】
 01. KARN EVIL 9
  1st Impression
  2nd Impression
  3rd Impression
 02. PICTURES AT AN EXHIBITION
  Promenade
  Outroduction


 この日はカナダのトロント公演。音質は並で、マスターに起因すると思われる音飛びやらヨレなどがあるが、演奏自体は素晴らしい。絶頂期へと昇りつつあるバンドの勢いを感じさせるステージだ。「ホウダウン」ではエマーソンのアドリブ・ソロが秀逸。絶好調である。「エルサレム」ではエンディングの♪In England's green and pleasant landでレイクが♪ラ~ンド↑と上げて歌うところがカッコいい(オフィシャルの『レディーズ&ジェントルメン』でもこのように歌っている)。さらに「ラッキー・マン」はピアノ伴奏付だし、これで高音質だったら言うことないのに....。怪獣「タルカス」の突進もかくやと思える演奏は、スリー・ピース・バンドのライヴとは思えない迫力。「エピタフ」~「アクアタルカス」も静と動の対比が素晴らしく、これをイイ音で聴きたかった!CD2は、欠落がさらに激しくなる。音質は悪いが、いい演奏なので我慢して聴いていると突然飛んでしまうので、精神衛生上よろしくない。
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1975年1月29日のLED ZEPPELIN [レッド・ツェッペリン]

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『A Quick Get Away』(TDOLZ Vol.068)
DISC 1
 01. Rock And Roll
 02. Sick Again
 03. Over The Hills And Far Away
 04. In My Time Of Dying
 05. The Song Remains The Same
 06. The Rain Song
 07. Kashmir
 08. No Quarter
DISC2
 01. Trampled Underfoot
 02. Moby Dick
 03. How Many More Times
 04. Stairway To Heaven
 05. Whole Lotta Love
 06. Black Dog
 07. Communication Breakdown

 『フィジカル・グラフィティ』が好きなので、75年と77年のライヴをよく聴く。『Listen To This, Eddie 』や『For Badgeholders Only』といった名盤が多い77年もいいが、USツアーの良好なSB音源や英国凱旋公演のアールズ・コートもある75年のステージもいい。

 75年の2月24日に『フィジカル・グラフィティ』がリリースされ、それに合わせて前月1月18日のミネアポリスを皮切りに、大規模な全米ツアーがスタート。しかし、ツアー開始後間もなくロバート・プラントが風邪をこじらせ、26日のセントルイス公演はキャンセルとなってしまった。ツアーが始まった頃には「When The Levee Breaks」や「The Wanton Song」も演奏されていたが、ロバートの体調不良以降はセットリストから外れている。

 この日は3日間の休養後に再開されたツアーで最初のステージとなったノースキャロライナ州グリーンズボロ公演。プラントもかなり復調したようだが、音質があまりよくない。そのため、演奏自体もなんとなく精彩を欠いているように感じられるが、よく聴くと標準的なレベルに戻っているような気がする。『コンサート・ファイル』によれば、ステージ終了後の騒ぎを避けるため、メンバーは大急ぎで会場を後にしたということで、『A Quick Get Away』というタイトルは、それに由来するのだろう。無理して聴かなくてもいいレベル....が手持ちの75年アイテムのうち日付が一番早いのはチト残念だが、今後盛り上がる全米ツアーとアールズコートに期待。


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