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福袋の中身は.... [アーティスト・グッズ]

 ワーナーミュージックがフェイスブックで実施していた、プリンスの「パープル・レイン」デラックス・エディション発売を記念したキャンペーンで、アーティスト・グッズの福袋が当選。どうも応募者少なくて全員当選のようだが....


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中身は
 ・フィル・コリンズのボックス「Take A Look At Me Now」のトート・バッグ
 ・同じく、フィル・コリンズのTシャツ
 ・ブラック・サバスのTシャツ
 ・レッド・ツェッペリンの缶バッジ・セット
 ・ジェフ・ベック「ラウド・ヘイラー」のポスター

ジェフ・ベックのポスターにはサインがはいっており、どうやら自筆サインらしい。これはうれしい!!

 ・
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サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(スーパー・デラックス・エディション) [ビートルズ]

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『50周年記念盤』で私が最も楽しみにしていたのはディスク2、なかでも「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」と「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」である。

「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」
 【50周年記念盤】
   ・テイク1
   ・テイク4
   ・テイク7
   ・テイク26
   ・ステレオ・ミックス2015
『アンソロジー2』のテイクと比較すると、「テイク1」はほぼ同じだが、「テイク7」は違っている。「アンソロジー2版テイク7」は、「オリジナルテイク7」になぜか「テイク26」のエンディングをくっつけるという意味不明の編集がされていたが、今回「オリジナルテイク7」がオフィシャルでリリースされた。驚いたのは「テイク26」の最初の部分。これは『アンサーパスト・マスターズ Vol.3』などに収録されている音源だが、スタートから17秒くらいのところで「It doesn't matter much to me.」というジョンのヴォーカルがはいっている。11秒くらいの箇所でも若干聞こえるが、これまで私が耳にした既発の音源では聴き取れなかったので、これを耳にしたときは思わず声を出してしまった。

「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」
・テイク1
・テイク2
・オーケストラ・オーヴァーダブ
 ・ハムド・ラスト・コード   テイク8、9、10&11
 ・ラスト・コード
 完成途上のマテリアルとしては興味深いが、それ以上ではなく、「何度でも聴きたくなる」ものではない。やはり完成版が最高。なお『レコード・コレクターズ』2017年6月号によれば、『2CD版』では「テイク1」にも「ハムド・ラスト・コード」がはいっているそうだ。『スーパー・デラックス・エディション』収録の「テイク1」にははいっていない。『2CD版』でも「ハムド・ラスト・コード」を聴けるようにという配慮の編集なのだろう。「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」のテイクがどれを聴いても「すげ~」と思うのは、完成版が2つあってリリースされたのは2つをくっつけたからだと思う。完成版の凄さを改めて実感。

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THE LA'S / THE LA'S [ギター・ポップ系]

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 最初のアルバムが名盤で、おまけにシングルは名曲。そんなラーズ(The La's)は「不運なバンド」なのかもしれない。『クロスビート』1991年4月号に掲載されているベーシストのジョン・パワーのインタビューで、彼は「ブレイクするまで4年半かかった」と語っているが、1986年から活動していた彼らが「現役時代」にリリースしたオリジナル・アルバムはたった1枚、シングルは5枚だけ。シングルのうち「ゼア・シー・ゴーズ」は2度に渡ってリリースされたので、厳密には4枚(活動停止中の99年に3度目のリリース)。2005年には再結成して来日公演も行っているが、ニュー・アルバムがリリースされたわけではない。あくまでアルバムはこれ1枚。

The La's
 01. Son Of A Gun
 02. I Can't Sleep
 03. Timeless Melody
 04. Liberty Ship
 05. There She Goes
 06. Doledrum
 07. Feelin'
 08. Way Out
 09. I.O.U.
 10. Freedom Song
 11. Failure
 12. Looking Glass

 リーダーのリー・メイヴァースはこのアルバムについて、「本当に大嫌い」「曲本来の魅力が25%も出てない」「たとえ今あのレコードを気に入ってる人も、俺たちの本当に満足行くものが出たときには驚くと思う」と語っており(『クロスビート』1991年8月号)、 ジョン・パワーも「(プロデューサーのスティーヴ・リリーホワイトは)僕らのサウンドを生かしてはくれなかった」と述べている(同91年4月号)。にもかかわらず、アルバム収録曲はどれもメロディアスで素晴らしい曲ばかり。「ロックの名盤」という評価は不動だ。「名盤」という評価を得るには、30年くらいは聴き継がれる普遍性が必要だと思うが、このアルバムは十分その資格を持っている作品だ。1990年代初期、『クロスビート』誌などでラーズより大きく扱われていた新人バンドはいくつもあったが、ラーズほど今なお語り継がれているバンドはあるまい。アルバム1枚で訳のわからないままうやむやのうちに消えてったラーズが、「一発屋」と揶揄されることもあまりなく、カムバックのたびに歓迎されているのは、このアルバムの素晴らしさに起因していると思う。


There She Goes Timeless Melody Way Out Feelin' Doledrum~There She Goes (2005)


 『ラーズ+8』(POCD-1982)のオビには「この音(サウンド)が'90年代を生み出した」とあるけど、僕にとって彼らは80年代のバンド。というよりもっと前の60~70年代の雰囲気をより強く感じる。実際、日本公演ではザ・フーの「マイ・ジェネレイション」やストーンズの「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」も演奏したようで、リー・メイヴァースのヴォーカル・スタイルには、ミック・ジャガーを意識しているのではないかと感じるときがある。この作品は、60年代から80年代までの英国ロックの本質かつ良質の部分が見事に結晶した奇跡的なアルバムだと思っている。しかし奇跡は何度も起きない。作った側の自己評価と、リスナー側との評価の違いが、バンドのその後を狂わせてしまったのかもしれない。しかし、奇跡をもう一度と望んでいる人は少なくないはず。

 インタビューでリー・メイヴァースは「7人のプロデューサーが3ヶ月交代でやってきた」と語っている。実際彼らは相当数のレコーディングを行ったようで、この1stアルバムも、後に「ボーナストラック8曲入り」と「2枚組デラックス・エディション」がリリースされた。そしてオリジナル・アルバムは1枚だけなのに、2010年にはなんとCD4枚組のボックスまでリリースされた。 


The La's +8
 13. Knock Me Down (1stシングル「Way Out」のカップリング曲)
 14. Endless( 〃 )
 15. Come In Come Out(2ndシングル「There She Goes」のカップリング曲)
 16. Who Knows (「There She Goes」12インチのカップリング曲)
 17. Man I'm Only Human ( 〃 )
 18. All By Myself
 19. Clean Prophet(3rdシングル「Timeless Melody」のカップリング曲)
 20. There She Goes (Original Single Version)

The La's - Deluxe Edition
【DISC 1】Original Album
Bonus Trcks
 13, Son Of A Gun
 14. Doledrum
 15. I Can't Sleep
 16. Way Out
 17. I Am The Key
 18. That'll Be The Day
-
【DISC2】Mike Hedges Album
 01. I.O.U.
 02. I Can't Sleep
 03. Knock Me Down
 04. Way Out
 05. Doledrum
 06. There She Goes
 07. Feelin'
 08. Timeless Melody
 09. Son Of A Gun
 10. Clean Prophet
 11. Come In, Come Out
 12. Failure
 13. Looking Glass
Bonus Tracks
 14. Doledrum (John Porter mix)
 15. Way Out (Andy MacDonald mix)
 16. There She Goes (John Leckie mix)
 17. Man I'm Only Human (John Leckie mix)
 18. Feelin' (Bob Andrews mix)
 19. Clean Prophet (Bob Andrews mix)
 20. I Can't Sleep (Jeremy Allom mix)

 『+8』のボーナストラックはシングルのカップリング曲で、一方『2枚組』のボーナストラックは別ヴァージョン。というわけで、両方買っても損はないという有り難い編集である。『2枚組』のディスク2はマイク・ヘッジズ(キュアーなどをてがけた)がプロデュースした1stアルバムだけど、軍配は明らかにスティーヴ・リリーホワイトがプロデュースした正式版にに上がる。レーベルの判断は正しかった。「ゼア・シー・ゴーズ」が3ヴァージョン収められており、名プロデューサー、ジョン・レッキーのヴァージョンも悪くはないが、耳に慣れているスティーヴ版の勝ち。


La's

La's

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Polygram UK
  • 発売日: 2001/03/20
  • メディア: CD



La's (Dlx)

La's (Dlx)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Ume Imports
  • 発売日: 2008/10/07
  • メディア: CD



ラーズ(+8)

ラーズ(+8)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ポリドール
  • 発売日: 1998/12/16
  • メディア: CD



ゼア・シー・ゴーズ~シングル・コレクション

ゼア・シー・ゴーズ~シングル・コレクション

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
  • 発売日: 2001/02/21
  • メディア: CD



There She Goes: the Collection

There She Goes: the Collection

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Imports
  • 発売日: 2015/03/31
  • メディア: CD



The La's-bbc In Session

The La's-bbc In Session

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Polyd
  • 発売日: 2007/01/23
  • メディア: CD



コーリン・オール~ラーズ・ボックス

コーリン・オール~ラーズ・ボックス

  • アーティスト: ラーズ
  • 出版社/メーカー: USMジャパン
  • 発売日: 2010/07/28
  • メディア: CD



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THE SCREAM / SIOUXSIE & THE BANSHEES [ニュー・ウェーヴ系]

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 インターネットが普及して有り難いことの一つは、昔見て印象に残っているミュージック・ビデオが好きなときに見ることが出来るということだ。私が中学生の頃には、家庭用ビデオデッキもまだ家にはなかったので、NHKの「ヤング・ミュージック・ショー」やTKUテレビ熊本の「サタデー・ミュージック・スペシャル」を目を凝らして見ていたものである。
 もう一度視たいと思っていて長らく見ることが出来なかったのが、スージー&ザ・バンシーズの「香港庭園」のミュージック・ビデオ。スージー・スーのクールなヴォーカルと激しいギター、そして何より奇妙な彼女の動き。当時中学生だった私には、かなりインパクトが強かったビデオである。




 『THE SCREAM』は、『香港庭園』の邦題で日本盤が78年にリリースされたが(ポリドールMPF1210)、日本盤にはオリジナルUK盤には収録されていない「香港庭園」がA面の1曲目に収録されている。ドイツやカナダ、アメリカ盤でも「香港庭園」がA面トップに収録されている。ただし米盤をはじめ「香港庭園」を収録した外国盤では2曲目がオリジナル1曲目の「Pure」と順次移動しているが、日本盤では「Pure」がB面のラストになっおり、スライドではなく入れ替えになっている。
 オリジナルには収録されていないものの、やはり「香港庭園」は名曲。英語版Wikipediaの「香港庭園」の項目には、興味深いエピソードが色々と書かれている。共同プロデューサーとしてクレジットされているのは、後に売れっ子となるスティーヴ・リリーホワイト。当初予定されていたアメリカ人プロデューサーとメンバーのソリが合わず、急遽起用された彼に、「香港庭園」は最初の商業的な成功をもたらした。
 「香港庭園」とは一般名詞ではなく、「Hong Kong Garden」という名の中華料理のテイクアウトのお店 の名前。ロンドン市内のチズルハースト(Chislehurst)にあるというこのお店には、スキンヘッズの連中が訪れてたびたび狼藉を働いており、友人とこの店を利用していたスージー嬢はこれを苦々しく思い、彼らを批判したのがこの曲。とはいえ、♪Slanted eyes meet a new sunrise, A race of bodies small in size, Chicken Chow Mein and Chop Suey, Hong Kong Garden Take-away(吊り目の人たちは新しい朝を迎える、小さな体の人種、チキン入り中華焼きそばとチャプスイ、ホンコンガーデンのテイクアウト)いう歌詞は中国系の人たちを不快にさせたという。日本盤CDの対訳では、take away (イギリス英語のテイクアウト)を名詞ではなく動詞として訳してしまったため、「Hong Kong Garden Take-away」が「ホンコン・ガーデンは食卓をかたづける」という意味不明の日本語になっている。歌詞をトータルで読んでみると、「air-everywhere」「reeds-feeds」「water-daughter」「sunrise-size」と韻を踏んだおもしろいつくりになっている。2006年に公開された映画『マリー・アントワネット』(ソフィア・コッポラ監督)では、この曲のイントロにゴージャスなストリングスが加えられ、仮面舞踏会の印象的なシーンで使用された。


 さて、アルバム全体を聴いてみると、ベスト盤のジャケットにも使われた印象的なメイクのイメージ通りのダークで鋭角的なサウンド。パンクとポスト・パンク~ニュー・ウェイヴの橋渡し的なバンドだったように思う。ノイジーでやや神経症な面も感じられるギターに、クールなヴォーカルが絡む音作りは独特の世界。その典型がビートルズの「ヘルター・スケルター」のカヴァー。イントロを聴いただけではあの曲とはわからない。ハードエッジなんだけど所々でポップ。 「Jigsaw Feeling」ではギターの調子が途中から変わる。重いベースとクールなヴォーカルは、まさしくニューウェーヴ。

 CDでは2005年にデラックス・エディションがリリースされた。ディスク2には色々と興味深い音源が収録されているが、1曲目「Make Up To Break Up」は、古典的なパンクの流れを汲んだオイ!(oi!)で、逆に興味深い。ディスク2収録曲は、金属的なギターが印象的な、パンキッシュな曲が多い。ラフなデモや、ライヴ音源が多いせいかもしれない。

THE SCREAM(『香港庭園』) スージー&ザ・バンシーズ
 【DISC1】
 01. Pure
 02. Jigsaw Feeling
 03. Overground
 04. Carcass
 05. Helter Skelter
 06. Mirage
 07. Metal Postcard (Mittageisen)
 08. Nicotine Stain
 09. Suburban Relapse
 10. Switch
【DISC2】
 01. Make Up To Break Up
 02. Love In A Void(John Peel Session 1)
 03. Mirage(John Peel Session 1)
 04. Metal Postcard(John Peel Session 1)
 05. Suburban Relapse(John Peel Session 1)
 06. Hong Kong Garden(John Peel Session 2)
 07. Overground(John Peel Session 2)
 08. Carcass(John Peel Session 2)
 09. Helter Skelter(John Peel Session 2)
 10. Metal Postcard(Demo)
 11. Suburban Relapse(Demo)
 12. The Staircase (Mystery)(Demo)
 13. Mirage(Demo)
 14. Nicotine Stain(Demo)
 15. Hong Kong Garden(Single A-Sides)
 16. The Staircase (Mystery)(Single A-Sides)


 「香港庭園」以降あまり関心がなかったスジバンに再度興味をもったのは、熊本市下通にあったマツモトレコードで聴いた「ピーカ・ブー」(88年)だった。突っかかるような曲調とアコーディオン、そしてアート・オブ・ノイズみたいな感じもカッコよくて、その場でCDシングルを買って帰った。




 輸入盤自体は上通りのウッドペッカーやOh!の方が数も多かったが、マツモトレコードの2階にごく少数置いてあった輸入盤には、意外な掘り出し物があった。輸入盤CDシングルの箱(まさしく箱だった)に入っていたのは、スジバンのほかプリファブ・スプラウトの「キング・オブ・ロックンロール」など。











香港庭園(ホンコン・ガーデン)

香港庭園(ホンコン・ガーデン)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ポリドール
  • 発売日: 1991/09/05
  • メディア: CD



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FIVE LEAVES LEFT / NICK DRAKE [ニック・ドレイク]

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『ファイヴ・リ-ヴズ・レフト』
 01. タイム・ハズ・トールド・ミー
 02. リヴァー・マン
 03. スリー・アワーズ
 04. ウェイ・トゥ・ブルー
 05. デイ・イズ・ダーン
 06. チェロ・ソング
 07. ソウツ・オブ・メリー・ジェーン
 08. マン・イン・ア・シェッド
 09. フルーツ・トゥリー
 10. サタデイ・サン


 僕がニック・ドレイクのことを知ったのは割と最近の話しで、フェアポート絡みの話題からだった。「フェアポートのプロデューサーだったジョー・ボイドが惚れ込んだ天才的なSSWで、残念ながら夭折してしまったアーティスト」がいるらしい、という話。それがニック・ドレイクのことだったが、ドリーム・アカデミーのヒット曲「ライフ・イン・ア・ノーザン・タウン」が彼を偲んでつくられた曲だと話とつながったのも、これまたずいぶんと後のことで、たぶんドリーム・アカデミーが解散した後のことだったと思う。試しに中古盤で買ったニック・ドレイクの1stアルバムを聴いて、僕は一発で彼のファンになった。

 26歳で亡くなったニック・ドレイク(1948-74)が生前残したオリジナル・アルバムは3枚。『ファイヴ・リーヴズ・レフト』は彼が20歳~21歳のころにレコーディングされた1stアルバムで、69年にリリースされた。1曲目にフェアポートのリチャード・トンプソンがエレクトリック・ギターでクレジットされている。また、ペンタングルのダニー・トンプソン(ベース)も4曲でクレジットされている。プロデューサーのジョー・ボイド自身も当時はまだ20代(1942年生まれ)ではあるが、20歳の若者のデビュー・アルバムとしては、今思うと破格の扱いと言っていい。

 基本ギターの弾き語りで、独白めいたヴォーカルや流麗なストリングスは内省的でストイックな印象を受ける。「スリー・アワーズ」で冷徹なギターを弾きながらつぶやくように歌う彼の声からは、孤独感や諦観、喪失感などが伝わってくるようだ。一方でオープニングのリチャード・トンプソンのアメリカンなギターや、ギターとチェロ、コンガの組み合わせがなかなかユニークな「チェロ・ソング」、軽快なピアノが印象的な「マン・イン・ア・シェッド」など、希望に向かって思索を重ねているような雰囲気も感じられる。シンプルだけど、物足らなくもないという絶妙なバランスも魅力的。



ファイヴ・リーヴス・レフト

ファイヴ・リーヴス・レフト

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: USMジャパン
  • 発売日: 2010/11/24
  • メディア: CD



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Nothing More - The Collected Fotheringay / Fotheringay [サンディ・デニー]

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サンディ・デニーがトレヴァー・ルーカスとともに結成したフォザリンゲイ。2015年にリリースされた、CD3枚プラスDVD1枚の計4枚からなるボックス・セットは、全盛期のサンディのヴォーカルがまとめて堪能できる素晴らしい作品である。個人的にはトレヴァー・ルーカスのヴォーカルは必要なかったと思うが、そうしたファンの思いとサンディ自身の思いとのギャップが、バンドを短命に終わらせてしまったのかもしれない。

 詳細な解説は、『レコード・コレクターズ』2015年7月号に詳細な解説が掲載されているので、そちらを読むのがよかろう。セットの内容は以下の通り。

 ディスク1:唯一のアルバム『フォザリンゲイ』+ボーナストラック6曲
 ディスク2:2008年にリリースされたセカンドアルバム『2』+ボーナストラック6曲
 ディスク3:70年オランダのライヴ9曲+BBC音源7曲、
 ディスク4(DVD):ドイツの「BEAT CLUB」映像4曲

 ディスク2の『2』は、もともとジョー・ボイドがプロデュースした音源を元メンバーのジェリー・ドナヒューが完成させた作品。イギリスのインディ・レーベルFledg'ling Recordsからリリースされたものだが、これは亡き二人に対する敬愛が感じられる素晴らしい仕事である。
 もともとフォザリンゲイは、トラッド・ナンバー中心になっていったフェアポートに対して、サンディが自分のやりたいことを求めて恋人とともにつくったバンドである。ジェリー・ドナヒューはアメリカ出身で、『2』にはボブ・ディランの「I Don't Believe You」も収録されているが、フェアポートの『リージ&リーフ』にはディラン・ナンバーが収録されなかったことも考え合わせると、彼女の想いがかいま見えるような気がする。それでもやはり、『2』で最も素晴らしいのは、チャイルド・バラッドのトラッド・ナンバー「ジプシー・デイヴィ」だ。1stのCDにも収録されている既発ヴァージョンに加え、ボーナス・トラックとして「Joe Boyd mix」という別ミックスも収録されている(DVDには映像も収録)。ボブ・ディランもこの曲を取り上げているが、最初ディランの曲を聴いたときは、同じ曲だとは気がつかなかった。 『グッド・アズ・アイ・ビーン・トゥ・ユー』(92年)に、「 ブラックジャック・デイヴィ」というタイトルで収録されている。

 初出となったディスク3のBBC音源はなかなかの高音質で、ディスク4のDVDもクオリティは悪くない。惜しむらくは、2011年に公式リリースされたドイツ(エッセン)でのライヴ音源が収録されなかったことかな。



 このボックスのリリースにあわせて、ジェリー・ドナヒューはジェリー・コンウェイ(D)とパット・ドナルドソン(B)のオリジナル・メンバーに、新たに3人のメンバーを加えて6人組でフォザリンゲイを再始動させた。 https://www.fotheringay.com/
 新生フォザリンゲイは2016年1月に最初のステージを行い、6月からツアーも開始された。ところが7月29日にジェリー・ドナヒューが脳卒中に倒れてしまい、活動は停止を余儀なくされてしまった。英語版ウィキペディアによると、ジェリーの再起は困難らしい。
https://www.fotheringay.com/single-post/2016/01/04/Fotheringay-2016-Tour-Dates




Nothing More

Nothing More

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Imports
  • 発売日: 2015/04/07
  • メディア: CD



レコード・コレクターズ 2015年 07 月号

レコード・コレクターズ 2015年 07 月号

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ミュージックマガジン
  • 発売日: 2015/06/15
  • メディア: 雑誌



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THE GARDEN OF JANE DELAWNEY / TREES [トラッド/ フォーク系]

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ジェーン・ドゥロウニーの庭 / トゥリーズ
 01. ナッシング・スペシャル
 02. ザ・グレート・シルキー
 03. ジェーン・ドゥロウニーの庭
 04. レディ・マーガレット
 05. グラスゲリオン
 06. 美しい時を過ぎて
 07. 道
 08. 碑文
 09. かたつむりの悲しみ

 2ndアルバム『オン・ザ・ショア』(1970)が英国プログレ・フォークの名盤として知られるトゥリーズの1stアルバム(1970)。全9曲のうち4曲がトラッド・ナンバーで、エレクトリック・トラッドの雰囲気は明らかにフェアポート・コンヴェンションからの影響を感じる(フェアポートの『リージ&リーフ』がリリースされたのは69年)。情感あふれる女性ヴォーカルもサンディ・デニー的だが、サンディに比べると儚さが2割増といった感じで、とてもよい。英国トラッド特有の陰翳はあるものの、暗すぎない適度なバランスがなかなかよい塩梅で、英国エレクトリック・トラッドの名盤である。ただしエレキ・ギターがやや過剰で、曲調にあまりそぐわないソロを長々と入れる中途半端な感じがなんとも惜しい。メロディアスでいい曲が多く、セリア・ハンフリーズ嬢のヴォーカルも素晴らしいのに、曲の印象を薄くしてしまっている。この点がデイヴ・スウォーブリックとリチャード・トンプソンを中心に、メンバーが火花散るようなバトルを繰り広げてみせたフェアポートとの違いか。「かたつむりの悲しみ」みたいな、泣きの哀愁ツイン・ヴォーカル路線をつきつめて欲しかった。タイトル曲は、オール・アバウト・イヴがカヴァーしている(シングル「What Kind of Fool」のB面)。

 6曲目「美しい時を過ぎて(She Moved Through the Fair)」はレッド・ツェッペリンのジミー・ペイジがデイヴィ・グレアムからパクったと言われている「ホワイト・サマー」の原曲。フェアポート・コンヴェンションなどのトラッド勢から、アイレス・イン・ガザといったニューウェイヴ勢まで幅広い英国アーティストか取り上げている名曲だ。シンプル・マインズが全英No.1を獲得した「ベルファスト・チャイルド」(89年)は、この曲の歌詞を変えたものである。
【「She Moved Through the Fair」を取り上げたアーティスト】
 ・フェアポート・コンヴェンション(『ホワト・ウィ・ディド・オン・アワ・ホリデイズ』)
 ・アン・ブリッグス(『コレクション』)
 ・アイレス・イン・ガザ(『BACK FROM THE RAIN』に「She Moves Thru the Fair」というタイトルで収録)
 ・ペンタングル(『イン・ザ・ラウンド』)
 ・バート・ヤンシュ(『Toy Balloon』)
 ・ヴァン・モリソン(with チーフタンズ)(『アイリッシュ・ハートビート』)
 ・マリアンヌ・フェイスフル(『妖精の歌(North Country Maid )』と『Blazing Away』のライヴ・ヴァージョン)
 ・オール・アバウト・イヴ(『イヴの序曲』)
 ・フィアガル・シャーキー(元アンダートーンズ、『Songs from the Mardi Gras』)
 ・マイク・オールドフィールド(『ヴォイジャー』)

 ジャケットを描いたのは、メンバーの一人でギタリストのデヴィッド・コスタ(David Costa)だが、彼はソロ・ミュージシャンとして活動する傍ら、アーティストとして幅広く活動している。Allmusicで彼のクレジットを検索すると、クイーンの『オペラ座の夜』やジョージ・ハリスンの『オール・シングス・マスト・パス』をはじめ、エルトン・ジョン、ローリング・ストーンズ、フィル・コリンズなど有名アーティストのアートワークを多数手がけていることがよくわかる。
http://www.allmusic.com/artist/david-costa-mn0000523819/credits

 現行盤は、4曲のボーナス・トラック入り。
  10. 美しい時を過ぎて (デモ・バージョン)
  11. かわいいポリー (デモ・バージョン)
  12. 黒後家蜘蛛
  13. 小さな黒い雲


ジェーン・ドゥロウニーの庭(紙ジャケット仕様)

ジェーン・ドゥロウニーの庭(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
  • 発売日: 2008/12/24
  • メディア: CD



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GARLANDS / COCTEAU TWINS [コクトー・トゥインズ]

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SIDE ONE
 01.ブラッド・ビッチ / Blood Bitch
 02.ワックス・アンド・ウェイン / Wax And Wane
 03.バット・アイム・ノット / But I'm Not
 04.ブラインド・ダム・デフ / Blind Dumb Deaf
SIDE TWO
 01.シャロウ・ゼン・ヘイロウ/ Shallow Then Halo
 02.ザ・ハロー・メン / The Hallow Men
 03.ガーランズ / Garlands
 04.グレイル・オーヴァーフロース / Grail Overfloweth


 意外なことに、アイヴォ・ワッツ=ラッセルがコクトー・トゥインズのデモテープを初めて耳にしたとき、彼が気に入ったのは「演奏のアグレッシヴさ」だったという(『ミュージック・マガジン』87年6月号)。

 『ガーランズ』は1982年にリリースされたコクトー・トゥインズの1stアルバムだが、後の「夢幻的癒しの音楽」的な要素は一切感じられない。このアルバムは、ロビン・ガスリーとエリザベス・フレイザーの他、ウィル・ヘッジー(ベース)の3ピースバンドの形態でレコーディングされた。一言で形容すれば、「暗い」作品である。ポスト・パンク、中でも「ゴス」に近いベクトルを感じる。いらだちを無理に抑え込んでいるかのようなヴォーカル、ノイジーで歪んだギター、リズムとはいえないようなベース、チープで無機質なドラム・マシーン....と、あまり好印象とは言えないような表現が続いてしまう。唯一印象に残るのは、奇妙なヴィブラートがかかり、時折裏声になるエリザベスのヴォーカルくらい。
 裏ジャケにクレジットされている「Thanks ivo, vince, nigel」のvinceとはデペッシュ・モード~ヤズー~イレイジャーのヴィンス・クラーク。彼はリズム・ボックスのプログラミングを手伝ったらしい。"nigel"は、ジャケットのアートワークを手がけた23envelopeのナイジェル・グリーアソン(Nigel Grierson)のことだろうか。

 デビュー当時の発掘映像をみると、まさしくポスト・パンク~ニュー・ウェーヴ然としており、デビュー当時のスージー&ザ・バンシーズを思い出す。1963年生まれのエリザベスは、このアルバムがリリースされた82年当時19歳。『トレジャー』あたりから聴き始めた人(私もそうだが)がこの映像を視たら、絶句してしまうのではないだろうか。

「Wax And Wane」(Live) 「Alas Dies Laughing」「Wax And Wane」(Live) 「Hazel」(Live)


 
 しかしながら、2016年にイギリスの新聞「ガーディアン」が発表した「コクトー・トゥインズのベスト10曲」で堂々の1位となったのは、このアルバム2曲目の「Wax And Wane」である。確かに、この曲はコクトー・トゥインズのミステリアスなイメージを印象づける曲ではあり、発掘映像が残っているところをみると、当時のステージでもよく演奏されていたようだ。しかし、当時のステージ映像と相まって初めて、バンドのイメージがつかめるような気もする。SMSレコードからリリースされていた日本盤には歌詞がつけられていたが、メンバーによると間違いだらけで「噴飯モノ」レベルだったらしい。ネイティヴにも聴き取れない不思議な歌詞も、摩訶不思議なイメージを強めていた。

https://www.theguardian.com/music/musicblog/2016/feb/24/cocteau-twins-10-of-the-best


 このCDが最初に87年に日本コロムビアからリリースされたとき(30CY-1651)は、6曲のボーナストラックが収録され、 90年にリイシューされたとき(COCY-6120)も同様だった。英国盤CDをはじめ独盤や仏盤もこのフォーマットでリリースされたものの、米キャピトル盤はオリジナルのままでボーナストラックは収録されなかった。2005年にテイチク傘下のインペリアルから日本盤がリイシューされたときもボーナス・トラックは収録されていない。

日本コロムビア 30CY-1651
 09. Dear Heart
 10. Hazel
 11. Hearsay Please
 12. Blind Dumb Deaf
 Extra Tracks
 13. Speak No Evil
 14. Perhaps Some Other Aeon


 このアルバムのリリースから3か月後の同年9月にEP「LULLABIES」、翌年3月には同じく「PEPPERMINT PIG」がリリースされた。この2枚まではベーシストのウィル・ヘッジーが参加しており、バックの演奏はノイジーで『ガーランズ』と方向性は似ている。私の中で「初期のコクトー」といえば、LP1枚プラスEP2枚の計3枚までで、後の時代とは一線を画すと考えている。しかしエリザベスのヴォーカルは徐々に変化してきており、後の作品につながる雰囲気が感じられるようになった。「LULLABIES」のプロデューサーはアイヴォ、エンジニアはJohn Madden、「PEPPERMINT PIG」のプロデューサーはアラン・ランキン(元アソシエイツ)、エンジニアはジョン・フライヤーとクレジットされている。どちらもA面・B面という表記はないものの、裏ジャケにクレジットされている曲順は以下の通り。

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「LULLABIES」
  1.羽毛ーオールー水かき / FEATHERS-OAR-BLADES
  2.アラス・デイエス・ラーフィン / ALAS DIES LAUGHING
  3.イッツ・オール・バット・アン・アーク・ラーク
     / IT'S ALL BUT AN ARK LARK
「PEPPERMINT PIG」
  1.ペパーミント・ピッグ / PEPPERMINT PIG
  2.ラーフ・ラインズ / LAUGH LINES
  3.ヘイゼル / HAZEL

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NURSERY CRIME / GENESIS [ジェネシス]

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 ジェネシス3枚目のアルバム(1971年)。前作『侵入(トレスパス)』(70)年から、アンソニー・フィリップス(ギター)とピーター・メイヒュー(ドラムス)が抜け、新たにスティーヴ・ハケット(ギター)とフィル・コリンズ(ドラム)が加入し、ピーター・ガブリエル以下、ジェネシス黄金期のメンバーがそろった。


『怪奇骨董音楽箱』
 01. ザ・ミュージカル・ボックス
 02. フォー・アブセント・フレンズ
 03. ザ・リターン・オブ・ザ・ジャイアント・ホグウィード
 04. セヴン・ストーンズ 4. セヴン・ストーンズ
 05. ハロルド・ザ・バレル
 06. ハーレクイン
 07. ザ・ファウンテン・オブ・サルマシス


 原題の『Nursery Cryme』は、 Nursery Rhymes=童謡(いわゆるマザー・グースを指すこともある)をもじったもので、綴りからは「cry=叫ぶ」、また発音からは「crime=犯罪」を連想させるタイトルだ。nurseryは本来「子供部屋」の意味なので、ジャケットの絵そのままのホラー的要素も感じられる。『怪奇骨董音楽箱』とは、なかなか言い得て妙の邦題ではなかろうか。

 前2作と比べると、当然ながら演奏力は格段に向上した。オープニングの長尺「ザ・ミュージカル・ボックス」後半におけるギターとドラム、キーボードのせめぎ合いはそのことをよく示している(ドラムのピーター・メイヒューは、技術的な問題から解雇されたとのこと)。立川直樹さんは「ハケットのギター・ソロの魅力は、内向的な人間がなかば捨て鉢となったときにみせるような屈折した攻撃性」と評し、3曲目の「ザ・リターン・オブ・ザ・ジャイアント・ホグウィード」をあげているが、1曲目にもそうした雰囲気が感じられる。他のプレイヤーにひきずられて徐々にアグレッシヴになっていく感じ。「ザ・ミュージカル・ボックス」は、「ファンタジックでドラマティック」というジェネシスの持ち味が確立された曲。フルートとギターによる幻想的な前半から、徐々に狂気じみた世界に没入していくような起伏に富んだ構成。楽しそうだと思って入り込んだ場所は、実は怖かった....という感覚とでも言おうか。
 ジャケットの内側には、歌詞と物語が載っている。CDになって字が小さくなり、老眼の身には拡大鏡を使わないと読めないが、不気味なジャケットは「ザ・ミュージカル・ボックス」に付随する物語を視覚化したものである。シンフォニックなまとめ方だけでなく、「ハロルド・ザ・バレル」の脚本のような歌詞に見られるシアトリカルな部分もこの作品によって確立されたと言える。
 その他、牧歌的な小品「ハーレクイン」(コーラスはフィル・コリンズ??)、メロトロン炸裂の「ザ・ファウンテン・オブ・サルマシス」も印象深い。


Nursery Cryme

Nursery Cryme

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Atlantic / Wea
  • 発売日: 1990/01/01
  • メディア: CD



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DOG MAN STAR / SUEDE [スウェード]

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 01. Introducing The Band
 02. We Are The Pigs
 03. Heroine
 04. The Wild Ones
 05. Daddy's Speeding
 06. The Power
 07. New Generation
 08. This Hollywood Life
 09. The 2 Of Us
 10. Black Or Blue
 11. The Asphalt World
 12. Still Life
 13. Modern Boys

 衝撃の1stと大ヒットの3rdにはさまれ、今ひとつ地味な印象の2nd(94年)だが、陰影・憂鬱・退廃・耽美・妖艶というスウェードを語るときのキーワードがすべて詰まっている傑作。この作品を最高傑作にあげるスウェードのファンも少なくない。
 宗教歌のように重々しく呪文のようなヴォーカルが印象的なオープニングに続く2曲目は、官能的なギターとヴォーカルの絡みが印象的。エコーの効いた4曲目のヴォーカルを聴いていると、暗闇の中を光に向かって墜ちていくような感覚になる。タイプは違うけど、コクトー・トウィンズに通じる耽美感。6と7はともにメロディアスな耳に残る作品だが、ややアコ-スティックで叙情的な6に対して7は正統派ロック。9はピアノだけをバックに朗々と歌い上げるドラマティックな曲。彼方へ運んで行かれそうな感覚。壮大なオーケストラが魂ゆさぶる12、それに続くシークレット・トラック13は力の抜けたネオアコ的雰囲気も感じられるポップでメロディアスな佳曲。スウェードのよさが十分に発揮された、捨て曲なしの大傑作アルバム。

 2011年には2CD+1DVDのデラックス・エディションがリリースされたが、これがまた素晴らしい。
【DISC1】
  01. Introducing The Band
  02. We Are The Pigs
  03. Heroine
 04. The Wild Ones
 05. Daddy's Speeding
 06. The Power
 07. New Generation
 08. This Hollywood Life
 09. The 2 Of Us
 10. Black Or Blue
 11. The Asphalt World
 12. Still Life
 13. Squidgy Bun (Introducing The Band)
 14. Ken (The Wild Ones)
 15. Man's Song, A (Heroine)
 16. Banana Youth (The Power)
 17. The 2 Of Us

【DISC2】
  01. My Dark Star
  02. Living Dead, The
  03. Stay Together
  04. Killing Of A Flash Boy
  05. Whipsnade
  06. This World Needs A Father
  07. Modern Boys
  08. Eno's Introducing The Band
  09. La Puissance
  10. Living Dead, The
  11. We Believe In Showbiz
  12. Still Life
  13. The Wild Ones
  14. Asphalt World, The

【DVD】
  01. Stay Together
  02. Heroine
  03. We Are The Pigs
  04. 2 Of Us, The
  05. Killing Of A Flash Boy
  06. Pantomine Horse
  07. Asphalt World, The
  08. This Hollywood Life
  09. The Wild Ones
  10. Still Life
  11. The Drowners
  12. This Hollywood Life
  13. We Are The Pigs
  14. Metal Mickey
 15. My Insatiable One
 16. Animal Nitrate
 17. New Generation
 18. So Young
 19. Sleeping Pills
 20. Stay Together
 21. Dolly
 22. High Rising
 23. Animal Nitrate
 24. Still Life
 25. Brett Anderson And Bernard Butler 2011 Interview

 すべてリマスターされており、エコーの響きに深みが増した感じ。
 ディスク1の13~17はデモ・ヴァージョン。

 2015には、リリース20周年記念としてこのアルバムを忠実に再現したライヴ・アルバムがリリースされた。収録は2014年3月30日ロイヤル・アルバート・ホール。ブレッドの声は少し枯れた感じだが、声自体はよく出ており。これもまた味がある。限定2万セットのアナログLP4枚+CD2枚のボックスもあり。





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