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STEVE McCQUEEN / PREFAB SPROUT [プリファブ・スプラウト]

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 DISC 1
   1. ファロン・ヤング
   2. ボニー
   3. アペタイト
   4. ホエン・ラヴ・ブレイクス・ダウン
   5. グッドバイ・ルシール NO.1
   6. ハレルヤ
   7. リヴァー
   8. ホーシン・アラウンド
   9. ディザイアー
   10. ブルーベリー・パイ
   11. エンジェル

 プリファブ・スプラウトの2ndアルバム(1985年)。記憶が定かではないけど、前作『スウ-ン』がわが国ではリリースされず、これが初めて国内盤がリリースされた彼らのアルバムだったような気がする。

 前作では転調を多用した、スティーリー・ダン的にヒネったメロディーが目立ちましたが、このアルバムは正攻法の必殺メロディー炸裂の1枚。トーマス・ドルビーによるエコーを効かせたサウンド・プロダクションは、ひんやりとした瑞々しい空気感を漂わせることに成功しています。その雰囲気をたとえて言うならば、「ペパーミントグリーン」。ウェンディ・スミスの透明感あふれるクリスタルのようにきらめくコーラスとも相まって、蒸し暑い真夏の夜を吹き抜ける、爽やかな一陣の風のようなアルバムです。

プロデューサーのトーマス・ドルビーは、当時ジョニ・ミッチェルの『ドッグ・イート・ドッグ』も手がけており、なんとなく似た雰囲気があります。

 現行盤は、2006年に新しくレコーディングされたアコースティック・ヴァージョンとの2枚組です。

 DISC2
   1. アペタイト
   2. ボニー
   3. ディザイアー
   4. ホエン・ラヴ・ブレイクス・ダウン
   5. グッドバイ・ルシール NO.1
   6. リヴァー
   7. ファロン・ヤング
   8. エンジェル



 
スティーヴ・マックイーン

スティーヴ・マックイーン

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct
  • 発売日: 2007/05/23
  • メディア: CD




Steve Mcqueen [digipack]

Steve Mcqueen [digipack]

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony Bmg Europe
  • 発売日: 2007/04/02
  • メディア: CD



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SWOON / PREFAB SPROUT [プリファブ・スプラウト]

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  『スウーン』
   1. ドント・シング
   2. キュー・ファンファーレ
   3. グリーン・アイザックⅠ
   4. ヒア・オン・ジ・イーリー
   5. クルール
   6. クドゥント・ベア・トゥ・ビー・スペシャル
   7. ネヴァー・プレイ・バスケットボール
   8. ゴースト・タウン・ブルース
   9. エレガンス
   10. テクニック
   11. グリーン・アイザックⅡ

 ロータス・イーターズについて書いているとき、「透明感」「リリカル」といった言葉をつかっていて、ふと思い出したのが初期のプリファブ・スプラウト。彼らの1stアルバムがこの『スウーン』(84年)。共同プロデューサーとして、彼らと同じくキッチンウェア・レーベル所属のケーン・ギャングのデヴィッド・ブリュイスがクレジットされています。

 ロータス・イーターズに比べてロック色が強いのが、この頃のプリファブ・スプラウト。パディ・マクアルーンのヴォーカルにその点は最もよく現れています。そして変化に富む複雑な曲構成も特徴。青春のイノセントな部分だけをすくい上げたのがロータスだとすれば、プリファブの1stは青春の荒ぶる心や揺れる心といったところでしょう。透明感があるのにザラザラした感じは、ダイヤモンドの原石という感じです。

 私はこのアルバム、アソシエイツとともによく暑い夏の夜に聴いていました。蒸し暑い空気を忘れさせてくれるクールミントガムのような、刺激的な清涼感をもつ作品です。ウェンディのコーラスは、まさに清涼剤。




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LET'S CHANGE THE WORLD WITH MUSIC / PREFAB SPROUT [プリファブ・スプラウト]

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プリファブ・スプラウト『レッツ・チェンジ・ザ・ワールド・ウィズ・ミュージック』

 正直言って「待ちに待った」という作品ではなかった。でも買わずにはおられなかったこの作品。パディのソロながら「プリファブ・スプラウト」名義になっているのは、もともと『ヨルダン:ザ・カムバック』のあとにリリースされる予定でレコーディングされながらお蔵入りとなった曲をパディが完成させた作品だから。だからあちこちに「ああ、ここにはウェンディのコーラスがはいるはずだったのだね」とはっきり分かる箇所がある。実際僕はウェンディのコーラスと錯覚した箇所がいくつもあった。また「トーマス・ドルビーならこうするだろう」とパディが考えたに違いない部分も多い。そう、これはパディ・マクアルーンのソロ、ではなくて「プリファブ・スプラウト」の作品だ。

 オリジナルの音源は1993年にレコーディングされたものということで、今聞くと少々違和感(=古くささ)を感じるのは確か。でも80~90年代に活躍したプリファブ・スプラウトというバンドのことを知っている人には、この作品が持つ意味は小さくないはず。それにメロディーの素晴らしさ、ヴォーカルの優しさ、カラム・マルコムによる独特の音空間......まぎれもないプリファブ・スプラウトの音世界がここにある。蒼い瑞々しさも健在だ。最初の「レット・ゼア・ビー・ミュージックはラップで始まるファンキーな曲調ながら、はっきりしたメロディー・ラインはまさにパディ節。

 でもすべての楽曲には美しさの中にもの悲しさが感じられる(そう感じるのは僕自身の感傷なのだろうか?)。93年の5月に何があったのかは知るよしもないが、パディは未完であったこのアルバムを完成させることで、プリファブ・スプラウトに決着をつけたのだろうと思う。僕も彼と同じ網膜剥離と30年以上つきあっているのだが、ブックレットに載っている写真を見ると、あまり目の状態もよくないような印象を受ける。Welcomeback, Paddy!とは手放しで喜べない。彼も言っているように80~90年代は「water under the bridge」だ。でもこのアルバムを聴きながら、昔を懐かしみ思い出にひたるのも悪くない。
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