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WISH YOU WERE HERE / PINK FLOYD [ピンク・フロイド]

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   『炎~あなたがここにいてほしい~』
    1. クレイジー・ダイアモンド(第1部)
    2. ようこそマシーンヘ
    3. 葉巻はいかが
    4. あなたがここにいてほしい
    5. クレイジー・ダイアモンド(第2部)

 『狂気』と『アニマルズ』にはさまれたこの作品は、シド・バレットのことが歌われているということは話題になりますが、音楽自体が話題になることは少ないようです。おそらく、フロイド=哲学的というイメージが災いし、難解ではないからかもしれません。フロイドにしては間口が広く、誰にでも楽しめてわかりやすい=安直ということになってしまったのでしょう。

 この作品で重要なのは、デヴィッド・ギルモアのギターと故リック・ライトのキーボード。1曲目の霧が立ちこめるようなキーボードと、その中にきらめく閃光のようなギター。幽玄で荘厳な雰囲気は、イマジネーションを刺激します。その後に続く曲でも、むせび泣くようなギターと、映画『ブレードランナー』での夜の街を思い出させるキーボードが素晴らしい。時に虚無的で、時に優しい。「クレイジー・ダイアモンド(第2部)」のエンディングのキーボードを聴くたび、曇り空から陽が差してくるような感覚にとらわれます。後にはレイオフされたリック・ライトですが、このアルバムにおいて彼が果たした役割は、決して小さくないでしょう。

 アコースティックな「あなたがここにいてほしい」も素晴らしい出来です。フロイドによるフォーク調の曲は、どの曲も名曲揃い。

 「葉巻はいかが」のヴォーカルは、ロイ・ハーパー。

 アナログ時代は、英盤と米盤でジャケットの写真が若干違っていました。米盤は、英盤に比べると燃えている方の男性が背を伸ばしていて、炎も大きいです。現行のジャケットはすべて英国仕様に統一されています。写真は旧米盤です。オリジナルハーフスピードマスター(番号:HC33453)で、私の持っている数少ないレア盤の1つ....だと思う。




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箱根アフロディーテ [ピンク・フロイド]

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 1971年に初来日を果たしたピンク・フロイドは、8月6日に行われた野外フェス「箱根アフロディーテ」(ニッポン放送主催)に出演しました。

 『ECHOES OF JAPANESE MEDDLE』 (SHOUT TO THE TOP STTP-153)
  1. Green is the color
  2. Careful With That Axe, Eugene
  3. Echoes
  4. Atom Heart Mother
  5. Cymbaline

 様々な所で語られている伝説の屋外イベントです。
  ・長い長いサウンドチェックのあと、「原子心母」が始まった。
  ・「エコーズ」で芦ノ湖の霧が出てきて、幻想的だった。
 等々。

 このCD、音質・演奏ともに良く聴きやすいアイテムですが、演奏順には並んでいないようです。「Atom Heart Mother」がオープニングで、以下「Green is the color」→「Careful With That Axe, Eugene」→「Echoes」→「Cymbaline」というのが正しい順番で、さらにこのCDには未収ながらラストに「神秘」も演奏された模様です。なおこれまた残念なことに「エコーズ」の初めと中間部がカットされた編集になっています。




 


 YouTubeの動画では、このCDではカットされているメンバーのMCやサウンドチェックも聴くことができます。糸居五郎氏による冒頭のMCも若干長い。
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DARK SIDE OF THE MOON / PINK FLOYD [ピンク・フロイド]

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『狂気』 ピンク・フロイド
1. (a)スピーク・トゥ・ミー / (b)生命の息吹き
2. 走り回って
3. タイム
4. 虚空のスキャット
5. マネー
6. アス・アンド・ゼム
7. 望みの色を
8. 狂人は心に
9. 狂気日食

 狂気は月の作用によるということで、lunaticとかmoonstruck という言葉が生まれたそうですが、確かに暗い夜空に浮かぶ月を眺めていると、不思議な感覚にとらわれます。月夜に聴きたいアルバムの1つ。
 リスナーにどれだけ豊かなイメージを与えてくれるかという点は、いわゆる「プログレ」の重要なファクターだと思います(その意味では、ツェッペリンの「ノー・クォーター」「イン・ザ・ライト」「カシミール」などは僕にとってプログレなんですが......)。その意味でこの作品は、イマジネーションを刺激する傑作アルバムです。オープニングの心臓の鼓動音をはじめ、SEの使い方も効果的です。私はiPodにいれてこのアルバムを聴くようになってから、この作品のダイナミックさを改めて認識しました。
 意識を包み込んで、月が輝く夜空に運んでいくかのような音楽。それでいて、難解ではない解りやすさを備えていることも大きな魅力です。アメリカでも受け入れられたことは、そのことを示しています。特に「マネー」以降のB面は圧倒的。


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A SAUCEFUL OF SECRETS / PINK FLOYD [ピンク・フロイド]

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 『神秘』ピンク・フロイド
  1.光を求めて
  2.追想
  3.太陽讃歌
  4.コーポラル・クレッグ
  5.神秘
  6.シーソー
  7.ジャグバンド・ブルース

 1968年リリースのセカンド・アルバム。このアルバムがイギリスで発売されたのは1968年6月29日。先日この世を去ったシド・バレットは、この年の3月2日に、正式に脱退したことになっています。デヴィッド・ギルモアは68年の初頭からバンドに参加しており、ピンク・フロイドは一時的に5人編成で活動した時期もあります。マイルズ(アルバ・フォーラム訳)『ピンク・フロイド』やボックス『シャイン・オン』付属の解説には、5人メンバーの写真が掲載されていました。
 全7曲中、3曲はシド、残り4曲がデイヴによるレコーディング(5人でスタジオにはいることはなかったらしいです)。前作の延長線上にあるような気もしますが、オープニング・ナンバー「光を求めて」のギターや、ライヴでの重要なレパートリーとなる「太陽賛歌」とアルバムではB面のトップにあたる「神秘」で感じられる、意識を遠くへと運んでいくような、催眠と覚醒が交錯する浮遊感はフロイドそのものの世界。でも僕が一番好きな曲は、牧歌的な雰囲気が感じられる「シーソー」かな。
 ちなみに2は前作のアウト・テイク(とはいえ、僕には『夜明けの口笛吹き』に収録されている他の曲よりも、ずっと良い曲だと思える)で、ラスト・ナンバーはシングル曲として67年にレコーディングされていた曲。
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MEDDLE / PINK FLOYD [ピンク・フロイド]

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『おせっかい』ピンク・フロイド
  1.吹けよ風,呼べよ嵐
  2.ピロウ・オブ・ウインズ
  3.フィアレス
  4.サン・トロペ
  5.シーマスのブルース
  6.エコーズ

 この画像はボックス・セット『シャイン・オン』からとったものです。『シャイン・オン』に収められているCDは、黒いケースにジャケット(ヒプノシスがデザイン)写真のステッカーが貼ってあるのですが、私の持ってるヤツは『おせっかい』のジャケ写真が上下逆。つまり上の写真とは上下が逆になってるのですが、これが正しい向きですよね?
 さて、この『おせっかい』ですが、私はフロイドの作品の中では最も好きなアルバムです。プログレッシヴ・ロックの魅力は、イマジネーションを刺激してくる点だと思いますが、その点でこのアルバムは、私にとってフロイドの最高傑作です。オープニングの「ふけよ風、呼べよ嵐」の重く硬質なベース・ラインにはゾクゾクします(このリズムに乗って、「黒い呪術師」こと「スーダンの怪人」、アブドーラ・ザ・ブッチャーがヘッド・バンキングしながら入城してくるシーンを思い出す人も多いでしょう)。そして徐々に盛り上がり、終わりの部分でのギターは、まさに嵐のようです。
 私がこのアルバムを好きな理由の一つは、アコースティックな小品の出来がとてもよい、という点です。フロイドの作品には、アコースティック・ギターが心地よいフォーク・タッチの作品がけっこう多く見られますが、中でもこの作品に収録されている曲は粒ぞろいです。心安らぐ「ピロウ・オブ・ウインズ」をはじめ、ギターのフレーズが印象的な「フィアレス」、ジャズっぽい「サン・トロペ」、そして牧歌的なブルース「シーマスのブルース」まですべてがいい出来です。ちなみに「シーマスのブルース」で、歌っている犬の名がシーマスで、故スティーヴ・マリオット(ハンブル・パイ~スモール・フェイセス)の愛犬だったとのこと。
 しかし何と言っても最大の聞き物は、「エコーズ」でしょう。この幻想的な雰囲気は素晴らしい。霧の漂う森の中をさまよっているような浮遊観です。私にはキング・クリムゾンの「風に語りて」と同じくらいのインパクトでした。この曲は、日本で開催された「箱根アフロディーテ」(71年)で、そのプロトタイプが披露され、霧の中で演奏されたそうですが、この曲は「霧」のイメージにあった曲ですよね。「プログレは頭で聞かなくてはいかない」ということで、石坂敬一氏の話によるとステージに背を向けて聞く客がいたり、ステージを見ていた加藤和彦氏が絶賛したとか、いろんなエピソードがあるようです。
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