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1973年7月17日のLED ZEPPELIN [レッド・ツェッペリン]

 この日はアナログ時代から有名なシアトル公演。シアトルは彼らと相性がよいのか、前年6月19日のシアトル公演も名演として知られている。 『ライヴ・ファイル』にもある通り、ともに30分以上演奏される「Dazed And Confused」「Moby Dick」、「Stairway To Heaven」の素晴らしいギター・ソロ等、この日の演奏も名演。特に私が好きなのは、「No Quarter」~「Over The Hills And Far Away」~「The Rain Song」への流れ。ロバートの調子もかなりよい。「The Rain Song」では曲の途中でメロトロンからエレクトリックピアノに切り替えている。メロトロンの反応がよくない印象を受けるので、調子が悪かったのかもしれない。エレクトリックピアノも悪くない。


『Complete Seattle』(TDOLZ 98)
 01. Rock And Roll
 02. Celebration Day
 03. Black Dog
 04. Over The Hills And Far Away
 05. Misty Mountain Hop
 06. Since I've Been Loving You
 07. No Quarter
 08. The Song Remains The Same
 09. The Rain Song
 10. Dazed And Confused
 11. Stairway To Heaven
 12. Moby Dick
 13. Heartbreaker
 14. Whole Lotta Love
 15. The Ocean

 
 この日の音源にはオーディエンス2種とサウンドボード1種の計3種が存在する。私が持っている『Complete Seattle』は、2種のオーディエンスをつなげてコンプリート収録としたアイテムだが、いかんせん編集が雑で、つなげている箇所がはっきりとわかってしまう「No Quarter」の終わり)。 最初のMCからアンコールまで、一応完全収録。このMCの内容は『コンサート・ファイル』に掲載されている。

IMG_1394.JPG


「さて、レッド・ツェッペリンの側から、きょう、ここでは二つの事柄をはっきりさせるように、と言われておりますので申し上げておきます。まず、場内では花火や爆竹類の使用はおやめください。そのようなものはしまっておいてくださいね。それともう一つ、ステージの正面には視覚効果のための機器がたくさん設置してあります。これを使用してコンサートを行うわけです。ステージにぶつかる人があってはなりません。そんなことをしたら、機械が完全に壊れてしまいますよ。レッド・ツェッペリンのコンサートは普通1時間45分続きますが、もし、その間、爆竹や花火が使用されず、ステージ正面に近づく人がなければ、レッド・ツェッペリンは皆さんに感謝し、そのうえ演奏時間を3時間に延長してくれます。ですから、席についておとなしくしていてくださいね。そうすれば、たっぷりと素晴らしいコンサートを楽しめるのですから....

 実際にはまだMCは続く。上記の箇所まで進んだところで、大歓声が起きてストップ。そのあとも"stay cool"と何度も繰り返し、観客に冷静さを求めているが、その後「fix]と言ってるので、何かしら機器にトラブルが起きたのかもしれない。数分後には始めると言ってるので、たいしたことではなかったのだろう。

 『V1/2』(Dynamite studio)はサウンドボード。完全収録ではないものの、「Over The Hills And Far Away」「The Song Remains The Same」でのブイブイとうなるベースなど、各楽器の音がかなりクリアーで、とても興味深い。 雰囲気が良いThe Rain Song」の途中で切れてしまい、ガックリきたのは私だけではあるまい。同内容のCDに『V1/2 EXTRAVAGANZA』(BADGEHOLDERS)というアイテムがあるが、『コンサート・ファイル』によれば「EXTRAVAGANZA」とはこの日の公演を称賛した『シアトル・タイムズ』紙の記事の見出しが「EXTRAVAGANZA」であった。「Misty Mountain Hop」の前でロバートは、「去年のことを覚えてるかい?」と前年6月18日のヴァンクーヴァー公演が中止となって、国境を越えたシアトルでの開催となったことに触れている。ヴァンクーヴァーから貸切バスで客を運んだということで、「バスのドライバーたちにこの曲は捧げるよ」。
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